カレーの旨さは辛さだけじゃないと実感するひたちなか市の洋食屋
辛いカレーは好きです
でも辛いから美味しいというわけではないと思います
カレーは特に様々なアレンジの仕方があります
地方のお土産でも、こんな組み合わせもあるの!?と感じるものを沢山みかけます(美味しいかどうかは別として…)
ひたちなか市の小さな洋食屋でも少し変わったカレーがありました
キッチンくま
牡蠣の貝殻が山積みになっている…笑
(1)特徴・メニュー
町の小さな洋食屋という印象
年配のご夫婦だけで営業しています
店内には軽いおつまみのようなメニュー表示もあり、カウンターの後ろにはお酒も置いてあったので、夜は居酒屋も兼ねているのだと思います
この日はランチの時間帯に入店しましたが、お得意さんと思われるマダム達がいましたので、客層は地元の人が多いのだと思われます
メニューはカレー、ハンバーグ、ビーフシチュー、揚げ物等の洋食が中心
カレー以外のメニューではチーズ入りヒレカツの写真がとても美味しそうに見えました
メニューの中で一風変わっていたのが牡蠣です
カキフライを提供するところは良くありますが、生牡蠣、焼き牡蠣を提供する店はひたちなか界隈では珍しいと思います
(2)食べた感想
誰だったかは忘れてしまいましたが、カレーが美味しいと聞いたのでカツカレーを注文しました
カレーのルーというと一般的には茶色を想像しますが、ここのカレーのルーは少し白っぽいというか、黄土色に近い見た目です
ルーを一口食べてみると…
甘味、と旨味っ!?
かなりクリーミーなルーでした
むしろ辛さはないと言っても過言ではないほど
だがそこが良い
味こそかなり優しいですが、カレーとしてはなかなかエッジが効いています
甘味と旨味が同居するので、ご飯との相性も良い感じです
このクリーミーさの正体は牛乳だと思います
カウンターの目の前で煮込んでおり、けっこうな量を投入しておりましたので
具材がほとんどないように見えますが、煮込んで溶かしているのではないかと思われます
それが旨味の正体なのかな…?
基本的には辛めのカレーが好きですが、これはこれで癖になる味です
量はさほど多くはないので、女性には丁度良いぐらいのサイズ感だと思います
(3)座席数・価格帯・営業時間等
座席数はカウンターが5席前後
小上がりは頑張れば4人座れそうなテーブルが2つ
ご近所のマダム達であれば4人座れそうですが、大柄な男では4人は厳しそうな印象です
洋食屋、というより地元民が集まる小さな居酒屋という内観です
価格帯は通常メニューだと700円~1,500円ぐらいです
ただ画像の通り、ワンコインランチもやっているようです
このご時世にかなりのコスパではないでしょうか
学生時代東京でお世話になった〇くら水産を思い出します
そして謎の表示も…
午後8時までにご注文のお客様
☆食事類全品200円引き☆
私が頼んだカツカレーは元値が1,200円ですが…
え、ってことは1,000円でいいの?
という感じで会計したら、本当に1,000円でした笑
営業時間は
ランチが11:30~14:00
ディナーが17:30~21:00
日曜日が定休日のようです
ん?ってことは…
営業終了残り1時間だけ200円引きにならないということ??
その1時間に秘めたる思いとは…??笑
もしかして店主の活動限界が近いから、ということなのでしょうか
(4)アクセス・駐車場
歩けなくはないですが、車で行くことをお勧めします
車で行く場合の駐車場は、店舗横の砂利のスペースです
5台強は停められそうです
店のキャパには丁度良いぐらいだと思います
まとめ
ランチのコスパ
謎の長時間割引システム
店舗入り口の大量の牡蠣の殻
色々とツッコミどころ多い店ですが、カレーの旨さは辛さだけじゃないってことを実感させてくれました
同じく煮込み系のビーフシチューの味にも期待が膨らみます
近いうちにまた行ってみたいところです