鹿行エリアのロードサイド飯 もつ炒めとチキンバンバンが人気のお店
茨城県は県北、県央、県南、県西、鹿行と5つのエリアがありますが…
他県の方からすると
「鹿行」ってどこやねん!!
となると思います
他のエリアは字面でおおよその位置は想像がつくでしょうか
鹿行エリアは茨城の南東部、霞ケ浦と太平に囲まれたあたりのやや細長いです
名前は恐らくエリア内の鹿嶋市や行方市(なめがたし)からきていると思われます
そして「鹿行」って絶対に読めないですよねー
これは「ろっこう」と読みます
そしてこの鹿行エリアに海沿いを走る道路が国道51号線です
水戸方面から鹿嶋方面に向かうにはひたすらこの51号線を南下する他ありません
そしてJリーグが開幕した今、この道路の利用頻度はかなり高い
片道40km以上の直線道路で暇なので、ホームゲームの時で気が向いたらロードサイド飯を開拓することにしました
第1号は鹿嶋市内のこちらのお店です
大野屋飲食店
(1)特徴・メニュー
田舎の昔ながらの定食屋さんって感じのお店です
地元認知度No.1 グンちゃん特製もつ炒め
サーファーガールに人気No.1 チキンバンバン
…グンちゃんとは??笑
とりあえずこの2枚看板が売りなんでしょう
その他のメニューはラーメンやうどんそばの麺類、丼もの、揚げ物系の定食等一般的なもの
ただテーブルのメニュー表以外にも、壁掛けで串カツ定食、味噌カツ定食、チャーシューエッグ定食等のくすぐられるメニューが…
チャーシューエッグ定食気になるな
地元のおっちゃんと思われる方々が白昼堂々生ビールを入れ始めました
うーむ、羨ましい…
(2)味
チャーシューエッグ定食も気になる
チキンバンバンでサーファーガールとお近づきになるのも悪くない
だが店内にはおっちゃんしかいない…
ということで迷った挙句、もつ炒め定食を注文
グンちゃんの正体も暴かねばなりません
出てきたのはとってもシンプルな定食、想像通りの見た目
肝心のもつ炒めのお味は…
ふんわりとした匂いは…バターで炒めているのかな?
もつは柔らかく、味の染みたたまねぎはとろける触感
絶妙な塩加減と旨味でご飯がたちまちなくなっていく
ご飯はごくごく普通のお茶碗一杯分でしたが、このもつ炒めに対しては倍ぐらいあっても良いぐらいです
となりのおっちゃんたちがひっかけている生ビールにも絶対合うはず
ってい言うか、いつの間にかもつ炒め頼んでつまみにしとるやないですか…
うん、チキンバンバン食べにくる日も近いなこりゃ
(3)座席数・コスパ
カウンターと思しきものは荷物で埋まっているようです笑
私が着席した長テーブルには8席(8人座ったらちょっと狭いかも)
畳の座敷上に2人掛けぐらいのテーブル席が3台
席数は分からなかったですが、店の奥にも座敷席があるようです
価格帯は650~1,000円ぐらいのメニューが大部分
量は多くないので、コスパは普通です
私が頂いたもつ炒め定食は800円、サーファーガールを呼び込むチキンバンバンは870円とお手頃でした
(4)アクセス・駐車場
間違いなく車でのアクセスとなります
ロードサイド飯ですから
超ローカル鉄道である鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」から徒歩15分程度で行くことも可能ですが…
そもそもこの駅までたどり着くのが大変です笑
店舗前に砂利の駐車スペースがあります
頑張って詰めれば7~8台程度止められる広さでした
まとめ
もつ炒めは良い感じでしたが、グンちゃんの正体は結局突き止められず
おっちゃん達で満席近くになった時間帯もありましたが、サーファーガールは一人も現れませんでした
鹿嶋の市街地からもかなり離れているので、この店でお酒が飲めるのは地元のおっちゃんと超ローカル線をも恐れない勇者に限ります
ただ私が食べたもつ炒め定食は、このためだけでこのお店に来る価値は十分にあると感じさせてくれました